Ns'あおい#8 [テレビ・芸能]
高樹のもとに、別居中の妻の美沙子と暮らしているひとり娘の美保からメールが届いた。そこには『北海道に引っ越すことになった』とだけ記されていた。驚いた高樹は、事情を聞くために美沙子のマンションを訪れたが、そこで彼が目にしたのは、美沙子の交際相手の工藤と楽しそうに話す美保の姿だった。
翌日、桜川病院では経営体制の刷新を意味する人事発表があった。それを見た病院スタッフは驚きを隠せなかった。次期副院長と目されていた内科部長の浜松を差し置いて、田所が副院長に就任したのだ。それに伴い、副院長だった大倉は、院長付室長という肩書きになった。
田所は早速、各科の医師たちを集め、今後の経営方針を発表した。その経営方針とは、病状の好転が望めない患者や差額ベッド代が払えない患者を他の病院に転院させる、というものだった。田所に異議を唱えた大倉は、離島の診療所への転勤を命じられていた。北沢や江藤たちと昼食に出かけたあおいは、田所の方針に納得がいかず、不満を爆発させる。江藤によると田所の副院長就任には、泉田の強い後押しがあったらしい。あおいには、今回のことに高樹が反対しなかったのも不満だった。江藤は、高樹が離婚問題に直面しているらしいことを皆に話してしまう。
夕方、高樹は美沙子を呼び出し、北海道に行く話を訊き出す。北海道に引っ越すのは、やはり美沙子の交際相手の工藤が急に転勤になったためだった。高樹は、美保に会って彼女の気持ちを確かめたいと主張した。しかし美沙子は、今まで仕事を理由に美保との約束を破り続けてきた高樹を非難し『あなたに期待していることは何もない』と言い残して立ち去る。
数日後、高樹が5年間ずっと診てきた意識障害患者の白井が転院対象に指定された。それを知ったあおいは『何とかならないのか』と高樹に迫ったが、高樹は苛立ちを顕わにしながらも『何かを得るためには何かを捨てなければならない』と吐き捨てる。
一方、子宮筋腫の手術を終え入院中だった小峰は退院の準備をしていた。あおいから今回の一件を聞いた小峰は、高樹にとって白井は特別な患者だと言うと、5年前の出来事を話し始める。
かつての高樹は医療の理想に燃えた医師で、利益優先の田所とは激しく衝突していたのだという。そんな或る日、ドクターコールで呼び出された高樹は、肺血栓塞栓症で運ばれてきた白井の処置に当たっていたが、ちょうど同じ頃、明け方から咳をしていた美保が、呼吸困難に陥るという緊急事態が起きた。美沙子から連絡を受けた小峰は、救急車を呼んで美保を桜川病院に運ぶよう指示すると、処置中の高樹にメモを見せてそのことを伝えたが、白井が危険な状態であった為、高樹は美保を他の医師に任せるよう指示する。その時、美保の処置に当たったのが田所だった。美保は呼吸停止寸前だったが、田所の素早い処置のおかげで危機を脱した。この一件がきっかけとなり、美沙子は、美保を連れて別居してしまったのだという。こうして高樹は、田所に頭が上がらなくなり、桜川病院の体制にも口を出さなくなったというのだ。
その夜、あおいは、白井がどうなるのかを再び高樹に尋ねた。あおいが小峰から事情を聞いたことを察した高樹は、白井の妻、瑞江の話を始めた。瑞江は、白井が命をとりとめたことに喜び、涙を流しながら、何度も何度も高樹に頭を下げたのだという。高樹の好きな花、スノードロップの花言葉は『希望』。その言葉通りに、どんなことがあっても諦めず、白井を助けたい、という強い思いを胸に抱いていた。
翌日、北沢とともにコンビニで買い物をして戻ってきたあおいは、高樹のバイクの側で立ち尽くす、ヴァイオリンケースを持った女の子の姿に気づく。美保は、高樹にヴァイオリン発表会のチケットを渡そうとしていたのだ。例の喘息の発作を起こして以来、一度も高樹を発表会に呼んでいなかった。何故なら高樹と美沙子の喧嘩を見るのが嫌だったというのだ。あおいは『必ず高樹を発表会に行かせる』と美保と約束する。
あおいは、高樹に美保のことを話し、発表会のチケットを渡した。発表会当日、高樹は当直だったが、あおいは江藤たちを巻き込んで高樹が発表会に行けるようにした。
発表会前日、美沙子は退院したばかりの小峰とファミリーレストランで会い、高樹が離婚届にサインしてくれたことを伝える。美沙子たちは、明日の発表会が終わったらそのまま北海道に発つのだという。そこで美沙子は、自分たちが発った後に高樹に渡してほしい、と小峰に封筒を託す。
発表会当日、桜川病院で患者の状態をチェックしていた高樹は、あおい達に急かされて会場に向かった。あおいは、内科病棟の入院患者吾郎がダルさを訴えていたことを思い出し、様子を見に行く。すると吾郎は、レストルームで腹部を押さえて蹲っていた。吾郎を診た江藤は、彼が細菌性の腹膜炎を起こしている可能性があるとし、田所に連絡を取るよう指示した。しかしその日は、医師会の会合でゴルフがあり、田所を始め、桜川病院の主だった医師たちも参加していた。吾郎は、穿刺して腹水を抜く必要があったが、江藤は自分には出来ないという。あおいは、苦悩した末に、高樹に連絡を入れる。
高樹が発表会の会場に着くと、ちょうどそこにあおいからの電話が入った。高樹は、一瞬躊躇するが、すぐさま病院へ引き返した。病院に着いた高樹は、ただちに吾郎の処置を開始した。吾郎は、腹膜炎を起こしており、高樹の処置で何とか危機を脱した。処置を終えた高樹に、あおいは、バイクのヘルメットを差し出した。発表会は終わっていたが、今から急げば、飛行機の出発時間には間に合うのだ。高樹は空港へと急ぐ。
高樹は、空港ロビーを駆け抜けて、搭乗口の前にいた美保を呼び止めた。すると美沙子は、美保にヴァイオリンケースを手渡し、微笑んだ。美保はケースの中からヴァイオリンを取り出し、高樹の前で弾き始めた。その美しく優しい音色に、高樹は涙をこらえた。演奏が終わり、笑顔を見せる美保に、高樹は大きな拍手を贈った。
その夜、高樹は、ひとりで『番長』を訪れ酒を飲んでいた。あおいとともに店にやってきた小峰は、美沙子から預かった封筒を高樹に手渡した。その中には、幼いころの美保が書いた作文が入っていた。作文を読み終わった高樹の目から涙が溢れていた。あおいたちは離れた場所で、そんな高樹の姿を見守っていた。翌日、田所の元を訪れた高樹は白井の継続治療を進言した。
その夜、白井の病室を訪れたあおいは、瑞江がまだいることに驚く。瑞江は、元気なく立ち上がると、あおいに頭を下げて帰っていく。窓辺に置かれていたスノードロップは枯れていた。
高木と美沙子の別居の理由は仕事に感け過ぎた高樹が美保との約束を破り続けていたことだけではなく、美保の病気を見過ごした件が大きかったのだろうか?美沙子は元看護師だから医者が忙しいのも、自分の子供が病気でも患者を優先しなければいけないことがあると理解していると思うのだが…?
目の前の患者を放置して、自分の子供の治療にあたっていたってことが外部にばれる方が不味いと思うけどね。
木曜日にも離婚しかけている医者夫婦のドラマがあるけど、あちらのヨメは世間知らずっぽいけど、こっちのヨメは仮にも医療従事者だったわけだし…。あの無理解振りには理解し難いものがある。
だから空港で美保にヴァイオリンを弾かせたりしたりしても狙っている感がして覚めてしまった…。
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昨晩の雨は上がったものの、どんよりとした曇り空。その上、強い風。雨上がりだからほこりも少ないかと思いきや、なんだか色々と飛んでおります。コンタクトをしている身には非常につらいです。こんな日に限ってハンカチを忘れてしまい、電車の中で片目をつぶって泣いていたのは私です。 さて、昨…[続く]










お邪魔します。勝手にTBさせていただきました。迷惑だったら消してください。
空港でのヴァイオリン演奏のシーンがあまりにも笑えたもので・・・。
by ますみ (2006-03-02 10:31)